nanaism / yomiyasu
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AI生成の日本語を自然な日本語へ推敲するAgent Skill / Agent Skill for Refining AI-Generated Japanese into Natural Japanese
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LanguagePython
LicenseMIT
Created2026-09-30 (20d ago)
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# yomiyasu(よみやす) English ## これは何? 『**yomiyasu(よみやす)**』はAIが生成した日本語の不自然な比喩、曖昧な主述関係、不要な装飾を直し、読みやすい文章に整えるスキルです。 主に技術記事、設計書・仕様書、PR説明文、社内レポートなどの実務的な文章を対象として設計されています。 Claude Code、Codex、CursorをはじめとするAIコーディング環境に読み込ませて使用してください。 開発の背景、AI生成文の読みにくさ、コーパスを使った検証については、次の解説記事で紹介しています。 - AI-Slopな日本語を構造レベルで読みやすくするSkill『yomiyasu(よみやす)』を作りました(Zenn) *Built with curiosity at ALGO ARTIS* ALGO ARTISについて > 株式会社ALGO ARTISは、社会基盤の最適化に取り組むスタートアップです。 > > 電力・海運・化学プラントといった現場では、膨大な制約が絡み合う複雑な運用計画を、今なお熟練者が手作業で組み立てています。 > > そうした高度な現場業務を数理モデル化し、実用的なヒューリスティック最適化アルゴリズムと業務システムを一貫して開発しています。 > > 最適化技術を用いた社会インフラの変革に興味がある方は、公式ウェブサイトや採用情報をご覧ください。 ## 背景と課題 文章を生成するAIは日常的な道具となりました。 一方で、AIで生成された文章には独特のクセが残りやすく、そのままでは実務や技術発信に使いにくい場面が多くあります。 これまでに様々な文体調整プロンプトやスキルが試されてきましたが、依然として「AI特有の読みにくさ」が残るケースが見られます。 従来のアプローチが抱えていた限界は、主に次の4点でした。 1. 禁止語の置き換えにとどまる対処 「手触り」「解像度」「泥臭い」といった表層の単語を禁止しても、別の曖昧な語へ置き換わるだけで、不自然な文構造そのものは解消されませんでした。 2. 編集ルールの過剰適用 修辞の規範を与えすぎると、モデルが指示を過剰に解釈し、かえって不自然な造語や大げさな文体を招いていました。 3. 主述関係の曖昧さと非生物主語 誰が何をどうするのかが省略されたまま、概念や道具が比喩的な動詞(壊れる、倒す、効くなど)と結びつき、読み手が文脈を大きく補って読む必要がありました。 4. 形式の偏重と情報密度の低下 太字や箇条書きが増える一方で、手順やコードの仕組みといった核心の部分は抽象的に書かれ、文章の量に比べて実際の情報が少なくなっていました。 ## 本スキルのアプローチ 元の意味を保ったまま、読み違えやすい箇所や、文の関係を追うのに負担がかかる箇所を直します。自然に読める部分は残します。 ### 7つの変換原則 1. 主述・修飾・条件の点検 主語と述語、修飾語と掛かる先、指示語と指す対象を対応づけます。条件・例外・否定・並列・数量・順序も、書き直す前後で同じように追えるか確かめます。主体や対象を補うのは、原文や提供文脈から確定できる範囲に限ります。 2. 文の働きと文体の保持 文ごとに説明・依頼・助言・予定を区別し、働きに合わない文末だけを直します。完了した変更作業、現在の動作や方針、今後の予定を時制と役割に合わせて書き分け、語尾を散らすこと自体を目的にしません。常体・敬体は変更の指定がなければ保ち、技術記事という分野だけを理由に敬体へ変えません。 3. 擬人化の整理 道具や概念に感情や意志を持たせた表現を直します。道具やシステムの客観的な動作を述べる非生物主語は残します。 4. 比喩を平易な言葉へ `壊れる`、`倒す`、`効く`、`溶かす`などを、元の含みや意味の広さを保って言い換えます。動詞を替えた後も、主体・対象・修飾先を変えず、語順を追いやすくできるか確かめます。 5. 前置き・否定対比の役割の確認 前置きを削るのは、削っても主張や比重が変わらない場合だけです。評価や必要な対比、比較から方針へ移る接続は残します。 6. 情報を勝手に足さない 主張・比重・言い切りの強さ・文の働きを保ち、原文にない主体・原因・条件・数値・感情などを足しません。ルールを「契約」、比較の基準を「正本」と大げさに呼ぶ場合は役割に合う語へ直し、文字どおりの意味や定義済みの専門用語は保ちます。意味を確定できない箇所は、原文にある未確定の状態や既知の動作を本文に残した暫定文とし、推敲の理由や確認事項は本文の後に添え、読者向けの本文には入れません。 7. 文長・読点・装飾の調整 平均文長30〜45文字、1文の読点0〜2個を目安にします。短い主語や主題のすぐあとに置いて間を作るだけの読点は外し、並べを区切る読点や、外すと掛かり先が変わる読点は残します。箇条書きの頭のラベルとコロンは、値の項目や、物や作業の名前に説明が続く項目では残します。分類の語、出来事を名詞にまとめた語、短い述語のラベルは、外して説明と1文にまとめます。過剰な装飾記号を整理し、英単語や数値の前後の空白は元の書式や指定されたスタイルを保ちます。残す太字は表示される形に整えます。 ### 2.0.0 で加わったこと このバージョンでは次の5つの手順を加えました。7つ目の原則にある読点とラベルの決まりも、このバージョンで足したものです。 - 書き直す前に、yomiyasu は文書の種類(PR説明、障害報告、メール、エッセイ・小説など12種類)と読者の知識(3段階)を決めます。議事録の箇条書きやメールの挨拶のように、その種類で普通の書き方は直しません。決めきれなければ、種類ごとの決まりを当てずに直します。 - 規則に当たった箇所を直す前に、案と原文を6つの点(何について述べるか、何を認め何を否定するか、誰が誰にするか、範囲と条件、言い切りの強さ、数値・固有名詞・時期)で比べます。1つでも変わるなら原文を残します(言い直しテスト)。 - 利用者が依頼で書き手と読み手の関係(「取引先に送るメールです」など)を伝えると、yomiyasu はその関係で人がふつう書く敬語に直します。書き手が自分でした行為で、ほかの人の行為と読み違えやすい文には、原文にある「私」「弊社」などを主語に補います。 - 原稿に抜けた数値や条件があると、yomiyasu は会話や資料から同じことを述べた文を探し、見つかったときだけ補います。見つからなければ本文はそのままにし、読み手が動けなくなる所だけを元の書き手への問いにします。 - 書き直したあとは、付属の `yomiyasu_check.py` で lint と diff をまとめて実行し、数値、否定、主語と目的語の入れ替えなどの変化を見直し候補として確かめます。返す直前には、最終稿が検査したものと同じかを記録と照らします。 ### 2.1.0 で加わったこと 語順や省略、助詞の選び方による読み違いと、仕様書や設計文書での許可・能力・保証の言い方のずれを扱う手順と検査を加えました。 - 目的語を書かない他動詞